10月5日(水)
第1回目のダサイン祭りは、通常授業終了後、ネパール人学院生を中心にした素晴らしい協働で幕を開けました。日頃の行いがいい留学生ゆえに当日は晴れて、グラウンドで実施することができました。
まず、九州文化学園の安部理事長のご挨拶をいただき、山本議員のご祝辞を野上第一秘書が代読され、中野校長の挨拶が続いて、長崎国際大学2年で本学院の卒業生であるk.スラジュさんが「ダサイン」について日本語で解説してくれました。学院生のA.M.ラクシミさんが、ダサイン開催のお礼をMGレヂデンス及び学院に対して述べ、ティカの儀式に入りました。ティカは学院の女子学生が作ったもので、1年間の五穀豊穣や家族の幸せを願って額に付けられる赤い米です。
つぎに、男女で踊るダンスや女性のペアで踊るダンスが披露され、ネパールの音楽が流れました。ネパール衣装をきらびやかに着た若者たちのはつらつとしたダンスは、見る者を楽しくさせてくれ、心からの幸せ、平和を願う時間となりました。
続いて、スペシャルゲストで、MG体育館で練習をしている長崎国際大学の空手道部の学生たちが、迫力ある空手の型を披露してくれました。留学生は息を飲んで見ていました。お開きはMGレヂデンス本岡社長の万歳でした。
食事は、ネパール人男子学生が朝早くから、心を込めて用意してくれたものでした。日本人用には、「辛くない」ものにしてくれていて、日本人との共生が感じられました。
この祭りの開催はネパール人留学生がぜひやりたいと言い出し、急遽決まったものでしたが、いい祭りとなりました。何よりも留学生たちのすがすがしい喜びが感じられましたから、大成功だと言えます。関わってくださった皆さんに心から感謝いたします。